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更新日:2024年11月30日
藤沢市下水道部では、今後、30年以内に80%以上の確率で発生すると言われている南海トラフ地震を代表とする大規模地震やこれに伴う津波などに備え、「藤沢市下水道総合地震対策計画」を策定し平成25年度から地震・津波対策を実施しています。それぞれの対策については次のとおりです。
下水道の地震対策として、「藤沢市地域防災計画」で想定している大正型関東地震を想定して対策を実施しています。
下水処理場およびポンプ場の地震対策として、大規模地震が発生した際に備え、次のような対策を実施しています(代表例)。
大規模地震が発生した際に常駐している市職員や委託業者等の命を守るため、下水処理場・ポンプ場の中でも事務所等のある建物の耐震化を進め、平成29年度に完了しています。
大規模地震が発生した際にも、流れてくる汚水を適切に処理できるよう水処理施設などの必要な施設の耐震化を進めています。
下水道管の地震対策として、大規模地震が発生した際にも下水を流下させる機能を確保できるよう次のような対策を実施しています(代表例)。
大規模地震が発生した後に復旧活動の拠点となる市役所や、被災した市民がしばらく生活することになる避難施設等の排水を受ける下水道管を優先的に耐震化を進めています。
大規模地震が発生した後に支援活動や支援物資輸送の要となる緊急輸送道路(国道1号、国道467号、国道134号、県道30号など)の直下に埋設されているマンホールが、大規模地震による地盤の液状化に伴い浮上しないように対策を進めています。
下水道の津波対策としては神奈川県が公表している相模トラフ沿いの海溝型地震(西側モデル)のほか、5地震の津波最大水深の重ね合わせによる各地点の最大津波高さを想定して対策を実施しています。
下水処理場およびポンプ場の津波対策として、大規模地震に伴い発生すると想定される津波に備え、次のような対策を実施しています(代表例)。
津波の襲来により浸水すると想定された区域にある下水処理場やポンプ場の施設や建物に対し、津波の襲来によりそれぞれの機能が失われないよう耐水化や防水化を進めています。
下水道管の津波対策として、大規模地震に伴い発生すると想定される津波に備え、次のような対策を実施しています(代表例)。
大津波が襲来すると、津波は河川を逆流します。河川を逆流した際、下水(主に雨水)を河川に放流するために設置している放流口にも浸入し下水道管を逆流し陸域で津波が溢れる場合があります。これを防ぐため、河川に設置している放流口へのゲート設置を進めています。
ゲート化されているもののうち、ゲートの種類によっては手動で吐口ゲートを閉めるものもありますが、津波が襲ってくる最中に職員や委託業者を現地に向かわせるのは危険であるため、現地に向かわなくていいように吐口ゲートの遠方操作化を進めています。
以上のほか、地震・津波対策として様々な対策を実施しています。
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